住宅展示場1日目~AI工務店③
ポイントの3つ目は、使用材が国産の檜を使っている、というものでした。
国産檜の説明については、どう優れているかは分からなかったです。
日本の家には国産が良い、他のハウスメーカーが外国産の木材を使うのが信じられないようなことを言っていたかと思いますが。
檜はシロアリの食害にあいにくいと言われているので(あわないわけではない)、悪くはないのでしょうが。
シロアリ対策として加圧注入材かは気にしましたが、木材そのものについては、どこまで、何を気にすべきなんでしょうね。
【追記】この点、少し補足記事を書きました。
このような説明をしてくれていると良い時間となったので、その日は終了としました。
AI工務店では議事録を書くことにしているようで、メモをもらいました。
と言っても、この日は説明だけでしたから、議事もなかったですが。
次回は完成物件の見学をさせてくれるということで、その日程調整をして終わりました。
全般的には、初めて営業らしい営業をしていただき、説明も流暢で聞きやすかったです。
なお、上でシロアリ対策のことを書いたので、防蟻処理を補足しておくと、
防蟻処理としては、1Fの柱に地面から1mのところまで薬剤を散布する方法が多いと思いますが、このやり方の問題点として、
- 【安全性】
薬剤はネオニコチノイド系などの薬剤が多いが、人への影響が懸念される(持続性のところで書いている揮発性により徐々に空気中に薬剤が放出され、その空気を家の中の人が吸うことになる)。ヨーロッパでは使用が制限されているようです。 - 【持続性】
薬剤の揮発性(要するに蒸発してしまう)のため、5年くらいで効果がなくなってしまう。その上、建築後は再度、柱に散布できない(柱は壁の中に隠れているため)。
といったことが挙げられます。
加圧注入材は木材に薬剤を浸透させたもので、(多少は揮発するでしょうが)効果は長期間持続します(家そのものの寿命以上持つ)。揮発性が低いこともあり、薬剤散布のデメリットを回避できます。
あと、最近注目されているのがホウ酸による防蟻処理です。
ホウ酸自体は大量に摂取しないかぎりは人体への影響もないということですし、揮発もしないため効果も半永久的に持続します。ただ、水に弱いため、施工時に雨に流されないようにしっかりと養生する必要があります。
防蟻処理としては加圧注入材を使用するか、ホウ酸処理を行うのが良さそうです。